画像:特別定額給付金を装った詐欺にご注意ください/消費者庁より
消費者庁は2020年4月24日、政府が全国民を対象に10万円を給付する「特別定額給付金」に関連して、詐欺行為が発生していると注意を呼びかけました。
同庁窓口によれば、給付金に関連してATMへの振り込みや手数料を要請する詐欺が想定されるが、庁が市民に直接要請を出す可能性はないとのこと。また、世帯構成や銀行口座の番号など個人情報をメールで聞き出すなどの詐欺も想定されるが、こうした要請に応じないよう、ウェブサイトを通じて警鐘を鳴らしています。
フィッシングメールによる詐欺発生か
長野県は既に実際に特別定額給付金に関連した詐欺メールが発生したと、他県の事例をあげ注意を促しています。
県がツイッターで公開した画像には、「給付金10万円につき、お客様の所在確認」としたタイトルが打ち込まれ、給付に関連して所在確認が必要との名目でURLへのアクセスを促す内容の文章が盛り込まれています。また、有効期限と4月30日までと実際の給付金よりも短く設定し、受信者の焦りを誘発する手口が採られています。
県はこうした詐欺が今後も発生すると警戒感を募られており、市民に注意を呼び掛けています。
他県において、新型コロナウイルス感染症に伴う特別定額給付金をかたる不審メールの送信を確認しています⚠️
他県であることは、長野県内でも起こります。不審なメールが届いても返信、連絡はしないでね。「3密」に気をつけながらも、みんなの力を結集して、詐欺とコロナに負けず、頑張ろう! pic.twitter.com/d42RrnH0yJ— 長野県警察 (@police_nagano) April 21, 2020
【#現金給付】
🚨#10万円 #給付金 等の言葉にご用心!🚨特別定額給付金(仮称)に関しあなたの個人情報や通帳、キャッシュカード、暗証番号などをだまし取ろうとする詐欺の発生が予想されます💳💸
既に県内で現金給付をかたる不審なメールが確認されています🥶
📢ご家族、友人にも伝えて下さい! pic.twitter.com/zPIUkW8bxm
— 愛知県警察広報課 (@AP_KOUHOU) April 23, 2020