画像:個人情報を保存したUSB紛失について/鹿児島大学病院より
鹿児島大学病院は2020年3月19日、同院および他院の患者情報合計14名分の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
同院によると、問題のUSBメモリは同院に所属する医師の私物で、症例レポートの作成などの理由から、日常的に自宅に持ち帰っていたとのこと。また、USBメモリには流出を防ぐための特別なセキュリティロックなどはかかっていませんでした。
大学が医師に確認したところ紛失したのは2020年2月12日のことで、医師は紛失から1週間後に病院に報告しています。
再発防止に向け対策実施
鹿児島大学病院はこれまで、個人情報の適正管理に向けた研修や会議を進めており、個人情報の持ち出しについても原則禁止すると定めていました。
ところが今回の流出事案を受け再度、全職員に対して個人情報に関する注意喚起を進めていくと発表。情報の適切な管理・運用を進める方針を示しました。
参照鹿児島大学病院 医師が個人情報入ったUSB紛失/MBCニュース
参照個人情報を保存したUSB紛失について/鹿児島大学病院