画像:埼玉県より
埼玉県下水道管理課は2020年1月31日、県下水道公社が管理するメールアカウントが何者かの不正アクセスを受け、不特定多数の迷惑メールを発信したと明らかにしました。
県はホームページで詳細を明らかにしていませんが、県下水道公社によると問題のメールアカウントは外部のレンタルサーバーで管理していたものとのこと。公社が別のメールアカウントの使用を試みたところ、大量のエラーメールからサーバーダウンが発生しており、不正ログインが発覚しました。
流出情報は存在せず
公社は現在、不正アクセスの経緯を探っていますが、メールアカウントのログインIDが推測しやすいものであり、原因になった可能性もあるとしています。
ただし同社は、情報流出などの被害は否定。通常、メールアカウント内には外部や関係先のメールアドレスや本文内容が記録されているものですが、不正アクセスを受けたアカウントは普段使用しておらず、取引先の情報などは記録されていなかったと説明しています。
参照(公財)埼玉県下水道公社のメールサーバーを介して不審なメールが送信されています。身に覚えのない公社からのメールは開かないでください。/埼玉県下水道管理課