画像:プリペイドカード会員番号の誤発行に関するお詫びならびにお客様へのご対応について/株式会社モスフードサービスより
モスバーガーなどで知られる株式会社モスフードサービスは2020年1月10日、同社が発効しているチャージ式プリペイドサービス「モスカード」について、同一のカード番号が二重に発行され、それぞれ入金やポイント利用ができる事情が発生したと明らかにしました。
インシデントは2019年12月31日、一部会員から「実際に使用していない利用履歴がある」と通知を受け発覚。同社が調査を進めたところ、モスカードの発行委託先が既に発行されているデジタルカードについて、既に発行されている物理カード番号を割り振ったため、今回の事案が発生したとしています。
情報流出は否定
モスフードサービスによると、今回のインシデントにより、合計9,674件のカード番号を二重発行が発生しました。合計9,674件のカード番号のうち、期間中に入金や使用の履歴が確認されたのは1,286件程度。被害規模は約2,500件程度のユーザーと見られています。
なお、同社によると、情報流出はないとのこと。今後は再発防止に向け、委託先を含め管理体制を徹底すると発表しました。
参照プリペイドカード会員番号の誤発行に関するお詫びならびにお客様へのご対応について/株式会社モスフードサービス