画像:患者様情報を含む情報端末の紛失に関するお詫びとご報告/昭和大学病院より
昭和大学病院は2020年1月10日、同院の消化器・一般外科で使用していたノートパソコン及び外付けハードディスクを紛失し、氏名や病名、手術内容などの患者情報最大1,300件について流出の可能性があると明らかにしました。
ノートパソコンは2019年12月25日の夜間~2019年12月26日の早朝にかけて、病院外で紛失。同院は現場を捜索し警察に通報するなどしましたが、発表時点で発見に至っていないと、事態の公表に踏み切りました。
パソコンにはロック機能
記事発表時点で紛失端末に記録されていた、患者情報の不正利用などは確認されていません。紛失したノートパソコンにはロック機能がついており、相対的に流出リスクは低いとも考えられます。
ただし同院は、内部規定で患者情報の院外持出しを禁止し、やむを得ない場合も匿名化するなどの措置を求めていました。今回のインシデントを周知徹底し、再発防止に努める考えを示しています。
また、同院は影響を受けた患者らについて、今後書面で改めて報告する方針です。
流出件数 | 最大1,300件 |
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流出情報の内訳 | 氏名、患者番号、性別、年齢、病名、手術内容等 |
参照患者様情報を含む情報端末の紛失に関するお詫びとご報告/昭和大学病院