脆弱性利用する不正アクセス、ECサイトからカード情報520件が流出か|サイバーセキュリティ.com

脆弱性利用する不正アクセス、ECサイトからカード情報520件が流出か



画像:弊社が運営する「ジュノエスクベーグル」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社Eightより

株式会社Eightは2020年1月9日、同社が運営するECショップ「ジュノエスクベーグル」が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、顧客クレジットカード情報520件について外部流出の可能性が生じたと明らかにしました。

インシデントは2019年6月17日、一部のクレジットカード会社からカード情報流出に関する通知を受けたことにより発覚。同社が第三者調査機関を通じて調査を実施したところ、サイトシステムに内在していた脆弱性を利用した攻撃の痕跡が確認されました。

カード決済機能を停止を決定

株式会社Eightはインシデント発覚後、「ジュノエスクベーグル」のクレジットカードによる決済機能を停止する措置を取っています。

同社によると既に関係当局などへの報告は済ませており、今後はセキュリティシステムの強化を実施し、再発防止に繋げる考え。改修後の「ジュノエスクベーグル」の再開日は、別途公表するとしています。

なお、今回のインシデントにより流出の危険性が生じている情報は、次の通りです。

対象者 期間中にカード決済したユーザー
期間 2018年10月31日~2019年6月17日
件数 520件
内訳 カード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード

 

参照弊社が運営する「ジュノエスクベーグル」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社Eight


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