アダルトサイト閲覧者狙う脅迫メール急増、1年で累計1,200件超|サイバーセキュリティ.com

アダルトサイト閲覧者狙う脅迫メール急増、1年で累計1,200件超



画像:性的な映像をばらまくと恐喝し、仮想通貨で金銭を要求する迷惑メールに注意/独立行政法人情報処理推進機構より

情報処理推進機構は2019年10月8日、アダルトサイトを閲覧しているユーザーに対する脅迫メールを介した仮想通貨詐欺行為について、注意喚起を促しました。

機構によると、攻撃者はアダルトサイトの閲覧ユーザーに対して、「アダルトサイトを閲覧しているあなたの姿をウェブカメラで撮影した。家族や同僚にばらまかれたくなければ仮想通貨で金銭を支払え」といった脅迫メールを送信するもの。

機構は2018年3月にも同様の注意喚起をしていますが2019年8月以降、英文だったメールが日本語に変化するなど標的を絞り込んでいる傾向にある点から、再度注意喚起を呼び掛けたものです。

相談数は累計1200件超!2018年8月以降急増

今回の脅迫メールは2018年8月以降、日本語メールが送付されるようになったばかりか、被害相談数も急増しています。機構が明らかにしたところによると、2019年10月時点で相談件数は累計1298件。それも日本語メールが確認されるようになった翌月の2018年9月頃より増えています。

また、脅迫メールのなかには、外部から入手したと思われるパスワードを表示する例などもあり、不安を覚えるユーザーが増えている点についても言及。対応策として、受信したメールは無視するまたはパスワードの変更などを呼び掛けています。

参照性的な映像をばらまくと恐喝し、仮想通貨で金銭を要求する迷惑メールに注意/独立行政法人情報処理推進機構


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