中部電力「カテエネ」がリスト型攻撃の対象に、最大234件のアカウントから情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

中部電力「カテエネ」がリスト型攻撃の対象に、最大234件のアカウントから情報流出の可能性



画像:「カテエネ」における不正ログインについて/中部電力より

中部電力は2019年7月12日、同社ウェブサイト「カテエネ」の顧客アカウントが、外部からのパスワードリスト攻撃を受けたと明らかにしました。

同社は攻撃により最大234件に不正ログイン被害が発生したと説明した上で、実際ログイン被害の生じたアカウントについて個人情報を閲覧された可能性があると注意を呼び掛けています。ただしポイントサービス「カテエネポイント」の流出は確認されていないとのことです。

サービスを一時的に停止

中部電力はリスト型攻撃を確認後、一時的にカテエネおよび他のサービスサイト(ビジエネなど)を停止する措置を取りました。影響を受けたユーザーには個別にメールで連絡し、パスワードの変更を呼び掛けたとのこと。

また、サービス停止中に必要なセキュリティ対策が完了したため、現時点は停止したサービスサイトをすべて復旧。正常に稼働している状況です。

閲覧された可能性のある情報の内訳は下記の通りです。

  • 氏名
  • 住所
  • 電気
  • ガス料金の請求額
  • 契約プラン
  • 保有カテエネポイント数
  • 電気のご使用状況

参照「カテエネ」における不正ログインについて/中部電力


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