東京都港区がメール誤送信、アドレス31件が流出|サイバーセキュリティ.com

東京都港区がメール誤送信、アドレス31件が流出



画像:不適切なメール送信による個人情報の漏えいについてより

東京都港区は2019年7月4日、同区の麻布地区総合支所協働推進課が区民参画組織麻布を語る会「麻布地区政策分科会」委員らに向けてメールを送付する際に、誤送信によりアドレス31件を流出したと明かしました。

港区によると、誤送信の原因は宛先設定の入力ミス。本来お互いのメールアドレスを隠すため「BCC欄」に送付すべきとされているところを「TO欄」に入力し送付した結果、流出が発生したとしています。

なぜか事後確認

港区によると、誤送信が起きたのは2019年7月3日のこと。担当者が分科会の開催に関するメールを希望者らに送付した際に、宛先欄の入力ミスが生じました。区はこのとき、職員間チェックをせず送信したとしています。ところが翌日2019年7月4日、別の職員が事後確認を進めたところ、誤送信が発覚。事態把握に至った区は、影響を受けたユーザーらに謝罪を進めたというものです。

事後確認ではなく、事前のダブルチェックを経ていれば、防げたかもしれない事案と言えるでしょう。今後は再発防止のため、メール送信のルールを徹底するとしています。

参照不適切なメール送信による個人情報の漏えいについて


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