人材派遣会社ウェブサイトが不正アクセス被害、個人情報約12万件流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

人材派遣会社ウェブサイトが不正アクセス被害、個人情報約12万件流出の可能性



画像:人材派遣子会社ホームページへの不正アクセスに関するお詫びとお知らせ/株式会社J・フロントリテイリングより

J・フロントリテイリング株式会社は2019年7月4日、人材派遣業を営む同社子会社ディンプル社のホームページが不正アクセスを受けたと明らかにしました。

対象サーバには登録者の氏名や住所など約12万件が記録されており、流出の可能性があるとのこと。ただしデータは暗号化されたもので、外部流出も確認されていないとしています。

情報の内容は下記の通りです。

  • 氏名(フリガナ)、生年月日、性別、住所・郵便番号、電話番号、本サイトのログイン用メールアドレス、ログイン用パスワード
  • 一部の方については、上記に加えて、最終学歴・職歴や給与振込み銀行名・支店名・口座番号

事案の経緯は?

フロントリテイリング社によると2019年6月13日、同社のサイト管理委託会社から「ディンプル社のサーバーに不審な挙動が確認された」と連絡が入り、インシデントの懸念が浮上しました。連絡を受けた同社がサイトを停止し、第三者調査機関に調査を依頼したところ、個人情報流出の不正アクセスが明らかになったというものです。

攻撃者を受けた同社は2019年6月14日、ディンプル社の本社地所管の大阪労働局に報告。2019年6月17日には警察当局に報告および相談をしており、今後の対応に協力する方針を示しています。

参照人材派遣子会社ホームページへの不正アクセスに関するお詫びとお知らせ/株式会社J・フロントリテイリング


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