厚生労働省・大臣官房人事課は2019年1月25日、障害者を対象とした厚生労働省・本省の採用試験にてメール設定ミスが発生し、一部の受験者らのメールアドレスが流出したと明らかにしました。
同省によると、第一次試験の合理的配慮に関してメール連絡をする際に、宛先欄に複数の受信者らのメールアドレスが表示される形で送信したとのこと。漏えい件数は明らかにされていませんが、同試験には259名の方が申込をしていました。
厚労省は謝罪を表明
厚生労働省によると、インシデントが発生したのは2019年1月24日。2018年12月25日より募集を開始した「平成30年度 厚生労働省本省障害者採用選考」の採用1次試験において、合理的配慮に関する連絡をする際に、Bcc欄でなく受信者ら宛先が表示される形で送付したとしています。
厚労省は影響を受けた受験者らに向けて謝罪を表明した上で、メールの削除を要請。今後は複数名によるチェックを徹底するとしています。