宅ふぁいる便個人情報漏洩事件、新たに家族や職業に関する情報の流出を確認|サイバーセキュリティ.com

宅ふぁいる便個人情報漏洩事件、新たに家族や職業に関する情報の流出を確認



画像:(第3報)「宅ふぁいる便」サービスにおける不正アクセスによる、お客さま情報の漏洩について(お詫びとお願い)/株式会社オージス総研より

株式会社オージス総研は2019年1月28日、同社サービス「宅ふぁいる便」から約480万件の個人情報が流出した件について、調査の過程でユーザー名のふりがなや職業情報も漏えいが判明したと明らかにしました。

また同社は、勤務先や居住時の郵便番号や家族関係に関する項目など、特定期間(2005年~2012年)のみ収集した情報についても流出を発表。今後も第三者調査機関と協力して、調査を進めるとしています。

流出した情報の内訳

オージス総研から新たに発表された流出項目を加え、これまでに流出した個人情報は下記の通りです。

2005年以降の全期間のユーザーに関する情報 氏名(※ふりがな)
メールアドレス(※サブメールアドレス2件も含む)
パスワード
生年月日
性別
業種・職種
職業
居住地の都道府県名
2005年~2012年に回答を得たユーザーに関する情報 居住地の郵便番号
勤務地の都道府県名
勤務先の郵便番号
配偶者に関する情報
子供に関する情報

注1:※は今回(第三報)にて明らかにされたもの
注2:配偶者・子供に関しては、選択肢形式の情報

懸念される二次被害

オージス総研は新たな流出発表に伴い、ユーザーに向けて二次被害の注意を呼び掛けています。メールアドレスやパスワードを他のサービスで使いまわすケースは多いため、変更して安全を確保するのが望ましいといった内容です。

同社は宅ふぁいる便で預かっていたパスワード情報を暗号化しておらず、特に危険性が高いと言えるでしょう。

参照(第3報)「宅ふぁいる便」サービスにおける不正アクセスによる、お客さま情報の漏洩について(お詫びとお願い)/株式会社オージス総研


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