部下のアクセストークン窃取し不正侵入、奈良県職員を懲戒免職|サイバーセキュリティ.com

部下のアクセストークン窃取し不正侵入、奈良県職員を懲戒免職



奈良県は2018年12月7日、女性職員になりすまし不正アクセスを行い数千件に及ぶデータを不正に窃取したとして、五條土木事務所工務第一課の男性係長を懲戒免職処分にしたと明らかにしました。

同県によると、被害を受けた女性職員は男性係長の元部下であり、男性係長は女性職員からの相談がないことに腹を立て犯行に及んだとのこと。警察の捜査により、男性職員は自宅ベランダから住民の男女を盗撮していた疑いも持たれています。

女性職員のアクセストークンを窃盗

奈良県によると、男性係長は2018年8月31日の夜間、元部下の女性職員の事務机からネットワークに侵入するためのパスワードを表示するアクセストークンを窃盗。2018年9月20日に所属部署の五條土木事務所から女性の個人用フォルダのデータに記録されていた文章や写真など数千件のデータを、自分の端末に移動させていたとしています。

盗撮の疑いも発覚し書類送検

男性係長は2018年10月7日、不正アクセス禁止法違反の疑いで奈良県警に逮捕されました。またその後の捜査により、自宅マンションのベランダから住民の男女を盗撮していた疑いも浮上したため、迷惑防止条例違反の容疑で書類送検。

不正アクセスについては2018年10月26日に略式起訴され、罰金70万円の命令を受けています。

〈参照〉女性の盗撮写真1万枚を保存、懲戒免の奈良県職員/産経ニュース


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