画像:株式会社リガクより
株式会社リガクは2018年11月26日、何者かの不正アクセスを受けたことにより、同社会員サイトに登録したユーザーやセミナー申込者などの個人情報合計9,885件が流出した可能性があると明らかにしました。
流出情報には氏名やメールアドレスなど個人情報の他に、パスワードが含まれていたことも判明。同社は他サイトのパスワードの使い回さないよう呼び掛けています。
2回の不正アクセスが確認される
株式会社リガクによると、インシデントは2018年9月27日頃より、複数の会員ユーザーから流出懸念を示唆する通報が寄せられ表面化。
同社が外部専門機関を起用して調査を実施したところ、サーバーが外部から合計2回にわたる不正アクセスを受け、情報が不正取得された痕跡があると判明したものです。
会員サイトの一時停止を決定
株式会社リガクは不正アクセスを受けた会員サイトについて、当面の間の停止を決定。Webフォームやセミナーの申込については、個人情報を記録しない方式に切り替えるなどして対応を進めています。
流出情報については、下記の通りです。
対象 | 件数 | 内容 |
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会員サイト登録情報 | 9,655件 | メールアドレス、パスワード |
会員サイト登録情報 | 140件 | メールアドレス、氏名、所属、所属先住所、電話・FAX番号、役職、年齢層、専門分野、分析対象・材料など(内50件はパスワードが含まれる) |
お問い合わせ・セミナー申し込みユーザー | 90件 | メールアドレス、氏名、所属、所属先住所、電話・FAX番号、お問い合わせ製品、お申し込みセミナー情報 |
参照不正アクセスによるお客様情報流出に関するお詫びと調査結果について/株式会社リガク