不正アクセスにより個人情報56万件超流出の可能性、ディー・エル・マーケット|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスにより個人情報56万件超流出の可能性、ディー・エル・マーケット



画像:不正アクセスによる個人情報流出の可能性について/DL marketより

電子書籍やWEBテンプレートなどデジタル商品のインターネット通販サイトを運営するディー・エル・マーケット株式会社は2018年10月22日、同社運営サイト「DLmarket」が、外部からの不正アクセスを受けたことを明らかにしました。

同社によると、攻撃により個人情報56万1,625件が流出した可能性があるとのこと。ただしアカウントパスワードやクレジットカード情報等の流出はないものとしています。

サービス内で異常発生か

ディー・エル・マーケットによると、2018年10月17日にサービス内に異常が発生。確認のためにサーバーを調査したところ、外部からの不正アクセスが確認されたとしています。

また同社は、今回の攻撃により個人情報56万1,625件に流出した可能性についても言及。いずれも同社サービス内でダウンロード会員登録を行った顧客情報とのことです。

流出項目の内訳

  • メールアドレス
  • 氏名
  • 会員ID

アカウントパスワード・クレジットカード・住所・電話番号は対象外とのこと。記事発表時点で、不正アクセスによる二次利用被害等は確認されていません。

原因解明が急がれる

ディー・エル・マーケットはホームページ上で今回の事案について、侵入経路の遮断や監視体制の強化など、再発防止策を急ぐ考えを示しています。

また実際に安全なサービスを提供するために、第三者調査機関の報告を待ち、必要な対策を講じる考えです。

参照不正アクセスによる個人情報流出の可能性について/DL market


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