画像:大阪府より
大阪府は2018年8月7日、府内の商工労働部においてメール設定ミスが発生し、対象者のメールアドレスが流出したことを明らかにしました。
府内の担当者が「一般非公開型オープンイノベーション説明会」のメール送信を行う際にミスが発生。説明会の参加者ら合計47名分の氏名や所属・アドレス等が流出したと述べています。
事案の経緯は?
大阪府の説明によると、2018年8月1日にメール設定のミスが発生。担当者が参加者らにメールを送信する際に、受信者間でアドレスの共有が行われない「BCC」で送信すべきところを、誤って「TO」設定で送信。
これにより、合計47名分のアドレス等の情報が流出したと説明しています。なお、大阪府は当日中に事案に気付き、参加者らにメールの削除を依頼しています。
頻発するメール送信ミス
メール送信の設定ミスは、公私問わず多くの法人にて発生している事案です。
大阪府では「安心一斉送信システム(外部送信向けに開発された、誤操作を防止する庁内システム)」と呼ばれるシステムを活用して対策を進めた上で、これ以外の場合には「BCC」設定。ダブルチェックを徹底すると表明しています。