Windows7の海賊版販売で逮捕者、著作権法違反の疑い|サイバーセキュリティ.com

Windows7の海賊版販売で逮捕者、著作権法違反の疑い



画像:日本年金機構より

一般財団法人「コンピューターソフトウェア著作権協会(以下:ACCS)」は2018年8月1日、マイクロソフトのOS「Windows7」の海賊版を販売していた男性が逮捕されたことを発表しました。

情報によると、逮捕されたのは福岡県朝倉郡に住む43歳の男性会社員。著作権法に違反した疑いが持たれています。

400万円の売り上げか

熊本県警などによると、同容疑者は「Windows7」を不正に複製。2017年7月3日~2017年12月5日の約5か月間において、DVD3枚セットにして2,400円で販売していたものと見られています。

また、同容疑者は海賊版販売を2年間で約400万円の売り上げを得ていたものと見られており、今後の捜査により明らかにする方針です。

海賊版に要注意

以前、日本の法律は実体物として存在しないソフトウェアを、著作物と明確にする法律がありませんでした。

しかし、1985年に法改正が行われ、ソフトウェアも著作権法により明記されることに。更に1986年にはデーターベースの著作物についても保護すると規定されています。現在でこそソフトウェアが著作物として保護対象にあることは常識ですが、中には未だにご存じない方も存在します。海賊版の存在には、今後も注意が必要でしょう。

参照リカバリーディスクの海賊版を販売、男性を逮捕/コンピューターソフトウェア著作権協会
参照著作権法/公益社団法人著作権情報センター


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