東京電力の監視カメラが不正アクセス被害、八千代市・上尾市と同一犯の犯行か|サイバーセキュリティ.com

東京電力の監視カメラが不正アクセス被害、八千代市・上尾市と同一犯の犯行か



監視カメラに対する不正アクセスが激しさを増しています。

東京電力は2018年5月7日、千葉県銚子市に設置している洋上風力発電施設の稼働状況を監視するカメラが、何者かの不正アクセスにあったことを認めました。

情報によると、監視カメラの映像には千葉県八千代市や埼玉県上尾市のカメラに対するサイバー攻撃と同様の文字が表示。同一犯の可能性が指摘されています。

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不審な文字が表示

東京電力によると、監視カメラには「I’m Hacked. bye」と表示。千葉県八千代市や埼玉県上尾市の「I’m Hacked. bye2」と酷似しており、同一犯の可能性が高いと見られています。

東京電力は敷地を管理している千葉県の指摘を受け事態を把握。「早急に対処する」と説明しているとのことです。

キャノン製のカメラが狙われている

今回のハッキング騒動は、キャノン製の監視カメラがターゲットになっている点が特徴です。

東京電力はパスワード等の管理状況を公表しない方針でいるため、サイバー攻撃の詳細な原因は不明ですが、愉快犯的な犯行である点から今後も他の機器が狙われる可能性は否定できません。

IoT機器を狙った不正アクセス事案として、注視すべき事案と言えるでしょう。

参照東京電力


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