2018年2月21日、兵庫県警サイバー犯罪対策課は、知人のネットバンク口座に不正アクセスを行った高須賀卓也容疑者(45)ら3人を、不正アクセス禁止法違反及び電子計算機使用詐欺の容疑で逮捕したことを明らかにしました。
県警の発表によると、高須賀卓也容疑者らは容疑を認めているとのことです。
デスクに放置したメモを悪用
兵庫県警の発表によると、被害にあったのは高須賀卓也容疑者らの元同僚の30代男性です。
高須賀卓也容疑者らは被害者男性のデスクに置かれたメモから、「ID・パスワード」を盗み出し、現金約30万円を盗み出したと見られています。
金融機関の通報により発覚
今回の事件は金融機関の通報により発覚しています。県警によると、休眠口座への送金を不審に思った担当者が県警に通報したことにより、明らかになったとのこと。
また、その際に今回の事件とは別に150万円相当の送金を行っていた事実も浮上。情報管理の大切さを、改めて認識させる事例となりそうです。
<参照>
知人のネット口座に不正ログイン、30万円詐取容疑で男3人逮捕 兵庫県警/産経新聞