
画像:日本サイバー犯罪対策センターHPより
10月18日、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は新たに「Apple」や「楽天カード」を騙るフィッシングメールが増加していることを公表。各方面に注意を呼び掛けています。
Appleはセキュリティ関連の注意喚起を呼び掛ける文面である一方、楽天カードは請求金額確定の文面を騙っており、それぞれ手口が異なります。
AppleIDのセキュリティ再設定を促す
AppleIDサポートセンターを騙るフィッシングメールは、不正アクセスの可能性があることを示唆し、「セキュリティ質問」の変更を呼び掛ける内容です。
当然メール本文に添付されているURLはフィッシングサイトであり、誤ってログイン情報を入力してしまうと、不正アクセス被害に遭うものと思われます。
(メールには指定期限までに変更を行わなければIDが削除される旨、記載されています)
ただし、このメールは本文の日本語の使い方に著しい違和感があり、注意深く観察するとURLを確かめるまでもなく、フィッシングメールだと判断できる内容です。
カード請求額の確認を装う
楽天カードを騙るフィッシングメールは、「カード利用額の確認メール」を装った形式を採っています。本文に「Web明細」のリンクが貼られており、クリックすると不審なZIPファイルのダウンロードページへと飛ばされます。
なお、メール本文の品質は同日注意喚起が行われた上記「Apple ID」のフィッシングメールと比較して、格段に本物に酷似している為、注意が必要です。ご丁寧に楽天独特のランディングページのような長いメール本文まで真似しており、かなり手が込んでいます。
<参照>インターネットバンキングマルウェアに感染させるウイルス付メールに注意/日本サイバー犯罪対策センター
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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