
10月5日、アサイーなど果実販売を手掛ける株式会社フルッタフルッタは、同社が運営する公式通販サイト「フルッタフルッタ オンラインショップ」のウェブサーバに、何者かの不正アクセスが確認されたことを公表しました。
同社発表によると流出の可能性がある個人情報は最大で627件。流出した情報の中にはクレジッドカード情報が含まれているとのことです。
事件の経緯は?
同社の発表によると、7月19日にクレジッドカードの決済代行会社よる流出可能性の指摘により、事件発覚に至ったと述べています。
同社は指摘を受けた段階でカード決済システムを停止し、第三者調査機関に調査を依頼。8月31日に行われた最終報告を待ち、今回の発表に至ったとのことです。
なお、第三者機関の調査記録ではカード情報の流出は確定的であり、流出した情報は「氏名、カード番号、住所、有効期限、セキュリティコード」と報告されています。
再発防止策は?
同社は今回のサイバー攻撃を受けて、不正アクセス対策として決済システムの変更を決定。カード決済代行会社の提供するリンク型システムの導入を行うことを発表しています。
また、WEB改ざん検知サービスを併せて導入することで、より高いセキュリティ環境を目指す狙いです。同社発表によると現在はシステム構築中であり、10月末日には完成を予定していると発表しています。
なお、顧客対応面としては流出可能性のある被害者に対しては個別に書面で通知した上で、問合せダイヤルを開設して対応しています。
〈参照〉
不正アクセスによるクレジットカード情報流出に関するお詫びとご報告/株式会社フルッタフルッタ(PDF)
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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