ニュースの概要
佐賀県の教育情報システム不正アクセス事件を受け、同県教育委員会は2016年10月5日、事務局の組織改編を行い、非公開で開いた第三者委員会「県学校教育ネットワークセキュリティ対策検討委員会」の議事要旨も公開した。
不正アクセスをされた、教育情報システム「SEI-Net(セイネット)」と、県立学校が導入している校内ネットワークシステムの2つのシステムを教育情報課と教育総務課がそれぞれ管理していたのを改正し、教育総務課に両システムの管理業務を統合。保守・管理業務をまとめて一つの課で行うことで、セキュリティの向上を図るという。
同県教育委員会のホームページで公開された第2回会合の議事要旨では、同対策検討委員会の出席者から、組織面と運営面の問題やセキュリティ対策への意識に問題があるなどの指摘があったという。
考察
情報管理に対するセキュリティ対策は必須であり、細かく分散して管理するよりも体制を強化して専門的に行える部署が一括して管理するのが良いのだろう。
関連リンク
・佐賀県教育委員会