
札幌市で観光ボランティア会員のメールアドレスが誤送信により流出していたことが、2025年9月4日に明らかになりました。
情報によると、市の経済観光局で発生しました。2025年9月3日、大通公園の観光案内所に勤務する観光ボランティア会員に対し、シフトに空きが出た日への勤務を要請するメールを外部一斉送信しましたが、本来であれば受信者同士のアドレスが見えないようBCCを用いるべきところ、送信先が全て表示されるToで送信。結果、ボランティア173人の間で、お互いのメールアドレスが漏えいしました。
誤送信は、メールを受け取った会員の1人から「他の会員のアドレスが閲覧できる」との指摘があり、発覚しています。札幌市は内部規則で複数人で宛先を確認を定めていますが、ダブルチェックを実施したにもかかわらず、漏えいが発生したとのこと。再発防止に向けより慎重な確認を実施する、としています。