
画像:下関市より引用
下関市(山口)は2025年7月3日、市が実施する若者の市内就職・採用活動支援事業「学生と社会人の交流会」に関連して誤送信があり、参加学生22名のメールアドレス漏えいを発表しました。
発表によると、委託事業者である学校法人YIC学院が2025年7月1日、開催予定であった交流会の事前連絡メールを参加学生に宛て外部一斉送信しました。ところが、本来は受信者同士のアドレスが見えないよう「Bcc」で送信すべきところを、「To」で送信していたとのこと。結果、受信者全員のメールアドレスが他の学生にも表示される状態となり、情報漏洩が発生しました。なお、誤送信発覚後、対象者22名全員へメール削除の依頼と謝罪しました。
下関市は、今後の再発防止策として、外部へのグループメール送信時には必ず「Bcc」を使用するよう委託事業者へ指導を行ったと説明しています。あわせて、個人情報保護の重要性について再確認を行い、委託業務実施にあたっては個人の権利利益を侵害しないよう、管理体制の強化を図る方針を示しました。
参照下関市若者の市内就職・採用活動支援事業「学生と社会人の交流会」 参加学生へのメール誤送信について|下関市