複数シートに気付かず180名の個人情報を誤送信│長野県|サイバーセキュリティ.com

複数シートに気付かず180名の個人情報を誤送信│長野県



画像:長野県より引用

長野県は2025年4月9日、県職員による電子メール誤送信により、助成金交付企業1社の従業員180名のメールアドレスを、外部の14社に誤送信したと発表しました。

長野県によると、誤送信は県の産業立地・IT振興課にて発生しました。担当職員は2025年3月31日、助成金交付企業企業Aより受領した、2シートぶんの従業員データの記録されたエクセルファイルを加工する際、2枚目のシートに気付かず、1枚目の個人情報のみ削除しました。その後2025年4月1日、職員が助成金交付予定となっている14社宛のメールにファイルを添付し送信したことにより、情報漏えいが発生しました。

長野県によると、誤送信は職員が気付き、報告し判明しました。長野県は誤送信について、誤送信先14社に事情を説明し謝罪。全社において対象ファイルの削除を確認したと説明しています。

なお、長野県は今後、漏えい対象者に謝罪と経過を知らせると発表。さらにエクセルファイル使用時は複数シートに注意し、再発を防止するとしています。

参照メール添付ファイルの誤送信による情報漏えいがありました|長野県

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