
画像:静岡県より引用
静岡県は2025年3月14日、過去開催された「東京オリンピック・パラリンピック2020」に関連し、県内のボランティアや聖火ランナーなど約1,455人の個人情報を記録したUSBメモリー4本の紛失を発表しました。
静岡県によると、USBメモリーには静岡県で会場周辺の案内を担当した都市ボランティアの氏名・住所のほか、パラリンピックの聖火ランナーおよび辞退者の氏名・住所・年齢・性別・障害や病気の状況(応募動機に記載した場合のみ)などが記録されていました。また、聖火リレーの運営スタッフの氏名・所属・役割などについても含まれている可能性があるとのこと。ただし、USBメモリの記録内容については職員の記憶などを頼りにしたものであり、確認できているものではないとのこと。
USBメモリの紛失は、2025年1月の県庁内部監査で判明しました。県の調査によると、問題のUSBメモリーは庁舎内でのみ使用されていましたが、貸出管理簿が適切に運用されていなかったとのこと。USBメモリにはセキュリティ措置が講じられ、使用にはパスワードの入力が必要とのこと。静岡県は該当する1,455人に順次連絡を取り、事情説明と謝罪を行っています。
参照USBメモリの紛失による個人情報漏えいのおそれについて|静岡県