依頼受けサーバー構築中にランサム感染で漏えい懸念│京セラコミュニケーションシステム|サイバーセキュリティ.com

依頼受けサーバー構築中にランサム感染で漏えい懸念│京セラコミュニケーションシステム



画像:京セラコミュニケーションシステム株式会社より引用

京セラコミュニケーションシステム株式会社は2024年10月2日、同社が斑鳩町立図書館からの依頼を受け導入していた、図書館システムのサーバーがランサムウェアに感染していることが判明したと発表しました。

説明によると、同社は2024年9月10日、図書館システムの導入作業を開始しましたが、2024年9月30日のサーバー接続時にエラーが発生しました。原因を調査したところ、サーバー内のデータがランサムウェアにより暗号化され、使用できない状態に陥っていることが判明しました。

京セラコミュニケーションシステムによると、システムを導入していたサーバーには図書館利用者の個人情報が記録されていたことがわかっています。公表時点で情報漏えいの事実は確認されていませんが、同社は外部調査機関協力と連携し、調査や復旧対応を進めています。

なお、斑鳩町立図書館では2024年10月1日に図書館利用者様向けのサービス開始を予定していましたが、感染の影響で延期が決定しました。同社は原因と被害状況を確認したのち、システムの運用再開に向け取り組む方針です。

参照【重要なお知らせ】システムの導入作業中のランサムウェア感染に関するご報告


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