「セーフサーチってどんな機能?」「設定したいけど手順がわからない」「勝手にオンになって解除できない」そんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。本記事では、セーフサーチの仕組みから設定・解除方法、勝手にオンになる原因と対処法まで徹底解説します。
先に結論を言うと、セーフサーチとはGoogleなどの検索エンジンに搭載された機能で、検索結果から成人向けコンテンツや暴力的な表現を自動的に除外するものです。子どものいる家庭や教育現場で広く使われており、設定はフィルタ・ぼかし・オフの3段階から選べます——これがポイントです。
この記事の目次
セーフサーチとは
セーフサーチの仕組み
セーフサーチとは、GoogleやYahoo!・Bingなどの検索エンジンに搭載されている標準機能で、検索結果から成人向けコンテンツや暴力的な表現・露骨な画像などを自動的に除外するフィルタリング機能です。
ユーザーが検索キーワードを入力すると、検索エンジンはセーフサーチの設定レベルに応じて、不適切とみなされるコンテンツを検索結果から除外または非表示にします。特に子どもがインターネットを利用する家庭や教育現場において、有害情報へのアクセスを防ぐ手段として広く活用されています。
なお、セーフサーチはあくまで検索結果に表示されるコンテンツを制限する機能です。URLを直接入力してアクセスするケースは制限できないため、完全な保護を求める場合は後述するフィルタリングサービスやペアレンタルコントロールとの併用が必要です。
セーフサーチの3段階の違い(フィルタ・ぼかし・オフ)
Googleのセーフサーチには以下の3段階の設定レベルがあります。
| 設定レベル | 内容 |
|---|---|
| フィルタ | テキスト・画像・動画を含むすべての露骨なコンテンツを検索結果から除外する。最も厳しい設定 |
| ぼかし | 露骨な画像・動画にぼかしを入れて表示する。ユーザーがクリックすれば表示可能。テキストは制限されない |
| オフ | フィルタリングを行わずすべての検索結果を表示する |
なお、Googleは18歳未満と判定したユーザーに対してデフォルトで「フィルタ」を適用します。
セーフサーチとフィルタリングの違い
セーフサーチとフィルタリングはよく混同されますが、機能の範囲が異なります。
セーフサーチは検索エンジンの検索結果のみを対象とします。URLを直接入力したり、リンクをクリックしてアクセスしたりする場合は制限できません。
フィルタリングはインターネット全体のアクセスを対象とし、特定のサイトやカテゴリへのアクセス自体をブロックします。ペアレンタルコントロールやWebフィルタリングサービスがこれにあたります。
子どもに安全なインターネット環境を提供したい場合は、セーフサーチだけでなくフィルタリングサービスとの併用が推奨されます。
セーフサーチを設定するメリット
子どもが有害なコンテンツに触れるリスクを減らせる
セーフサーチを有効にすることで、子どもが検索を通じてアダルトコンテンツ・暴力的な映像・差別的な表現などに意図せず触れるリスクを大幅に軽減できます。好奇心から何気なく検索したキーワードで不適切なコンテンツが表示されることを防ぎ、安心してインターネットを使える環境を整えられます。
不審なサイトの表示を制限できる
セーフサーチを有効にすることで、フィッシングサイトや詐欺的なコンテンツを含むサイトが検索結果に表示されにくくなります。特にセキュリティリテラシーがまだ十分でない子どもや高齢者が不審なサイトにアクセスするリスクを低減する効果があります。
ただしセーフサーチがすべてのリスクを排除するわけではないため、セキュリティソフトなどの他の対策との併用が重要です。
検索結果の品質が向上する
不適切なコンテンツが除外されることで、検索結果の質が向上します。目的の情報にアクセスしやすくなるため、教育現場での調べ学習や業務での情報収集にも活用できます。
検索エンジン別セーフサーチの違い

Googleのセーフサーチ
Googleのセーフサーチは「フィルタ・ぼかし・オフ」の3段階です。18歳未満と判定されたユーザーにはデフォルトで「フィルタ」が適用されます。画像検索・動画検索・テキスト検索のすべてに対してフィルタリングが機能します。
Yahoo!のセーフサーチ
Yahoo!検索のセーフサーチは「強・中・弱」の3段階です。
| レベル | 内容 |
|---|---|
| 強 | Web・画像・動画の検索結果から成人向けデータを除外。チャイルドロック有効時のデフォルト |
| 中 | 画像・動画から成人向けデータを除外。Webテキストは制限対象外。Yahoo!検索の初期設定 |
| 弱 | 制限なし。18歳以上のYahoo! JAPAN IDでのみ設定可能 |
Bingのセーフサーチ
Bingのセーフサーチは「高レベル・標準・オフ」の3段階です(スマホでは「厳密・中程度・オフ」と表示される場合があります)。
| レベル | 内容 |
|---|---|
| 高レベル | テキスト・画像・動画を含む成人向けコンテンツをすべて除外 |
| 標準 | テキスト以外の成人向け画像・動画を除外。Bingのデフォルト設定 |
| オフ | フィルタリングなし。すべての検索結果を表示 |
【Google】セーフサーチの設定方法
PCでの設定方法
- パソコンでgoogle.comにアクセスし、Googleアカウントにログインする
- 検索ページ右下の「設定」から「検索設定」を選択する
- 「プライバシーとセキュリティ」→「コンテンツ」の中の「セーフサーチ」をクリックする
- 「フィルタ」または「ぼかし」を選択する
設定はGoogleアカウントにログインしている状態で変更することで、どのデバイスからでも同じ設定が維持されます。
iPhoneでの設定方法
Googleアプリを使う場合
- iPhoneでGoogleアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「設定」→「全般」→「セーフサーチ」の順に進む
- 「フィルタ」または「ぼかし」を選択する
Safariブラウザを使う場合
- SafariでGoogleにアクセスし、Googleアカウントにログインする
- ページ下部の「設定」→「検索設定」に進む
- 「セーフサーチ」をタップして「フィルタ」または「ぼかし」を選択する
- 「保存」をタップする
Androidでの設定方法
Googleアプリを使う場合
- AndroidでGoogleアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「設定」→「全般」→「セーフサーチ」の順に進む
- 「フィルタ」または「ぼかし」を選択する
Chromeブラウザを使う場合
- ChromeでGoogleにアクセスし、Googleアカウントにログインする
- メニューから「設定」→「検索設定」に進む
- 「セーフサーチ」をタップして「フィルタ」または「ぼかし」を選択する
- 「保存」をタップする
【Google】セーフサーチの解除(オフにする)方法
PCでの解除方法
- パソコンでgoogle.comにアクセスし、Googleアカウントにログインする
- 検索ページ右下の「設定」から「検索設定」を選択する
- 「プライバシーとセキュリティ」→「コンテンツ」の中の「セーフサーチ」をクリックする
- 「オフ」を選択する
iPhoneでの解除方法
Googleアプリを使う場合
- Googleアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「設定」→「全般」→「セーフサーチ」の順に進む
- 「オフ」を選択する
Safariブラウザを使う場合
- SafariでGoogleにアクセスしGoogleアカウントにログインする
- ページ下部の「設定」→「検索設定」に進む
- 「セーフサーチフィルタ」をオフにする
- 「保存」をタップする
設定が保存されない場合の対処法
- Googleアカウントにログインしていない:ログインせずに変更した設定はCookieに一時保存されるため、Cookieが削除されると元に戻ります。必ずログイン状態で変更しましょう
- スクリーンタイムのコンテンツ制限が有効:「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」で成人向けコンテンツが制限されている場合、セーフサーチがロックされます。スクリーンタイムのパスコードを入力して制限を解除してください
Androidでの解除方法
Googleアプリを使う場合
- Googleアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「設定」→「全般」→「セーフサーチ」の順に進む
- 「オフ」を選択する
Chromeブラウザを使う場合
- ChromeでGoogleにアクセスしGoogleアカウントにログインする
- メニューから「設定」→「検索設定」に進む
- 「セーフサーチフィルタ」をオフにする
- 「保存」をタップする
なお、Android端末はメーカーや機種によって手順が若干異なる場合があります。上記の手順で見つからない場合は、設定メニューの配置を確認してください。
【Yahoo!・Bing】のセーフサーチ設定・解除方法
Yahoo!の設定・解除方法(PC・スマホ)
PCの場合
- Yahoo!検索のトップページで右上の「検索設定」をクリックする
- 設定を保存する場合はあらかじめYahoo! JAPAN IDでログインしておく
- セーフサーチを設定する場合は「強」または「中」を、解除する場合は「弱」を選択する(「弱」は18歳以上として登録されたIDが必要)
- 「設定を保存」をクリックする
スマホの場合
- Yahoo! JAPANアプリを開く
- 検索結果ページ下部の「検索設定」をタップする
- セーフサーチを設定する場合は「強」または「中」を、解除する場合は「弱」を選択する
- 「設定を保存」をタップする
Bingの設定・解除方法(PC・スマホ)
PCの場合
- Bingのホームページのメニューボタンから「セーフサーチ」をクリックする
- セーフサーチを設定する場合は「高レベル」または「標準」を、解除する場合は「オフ」を選択する
- 「保存」をクリックする
スマホの場合
- Bingアプリを開く
- 画面上のプロフィール写真をタップし「設定」→「検索」→「セーフサーチ」をタップする
- セーフサーチを設定する場合は「厳密」または「中程度」を、解除する場合は「オフ」を選択する
セーフサーチが勝手にオンになる原因と対処法
セーフサーチを解除したはずなのに、いつの間にかオンに戻っている——そんな経験がある方のために、主な原因と対処法を解説します。
Googleアカウントにログインしていない
最もよくある原因です。Googleアカウントにログインしていない状態でセーフサーチ設定を変更しても、設定はブラウザのCookieに一時保存されるだけです。Cookieが削除されるか、別のブラウザ・デバイスでアクセスすると元の設定に戻ってしまいます。
対処法:設定を変更する前に必ずGoogleアカウントにログインしてください。ログイン状態で設定を変更すれば、アカウントに設定が保存されてどのデバイスからでも維持されます。
Googleが年齢を未成年と判定している
Googleはアカウントの生年月日設定や検索履歴などからユーザーの年齢を推定し、18歳未満と判定した場合は自動的にセーフサーチを有効にします。
対処法:Googleアカウントのプロフィール設定で生年月日が正しく入力されているかを確認し、必要であれば修正してください。
ファミリーリンク・スクリーンタイムで制限されている
iPhoneの「スクリーンタイム」やAndroidの「Googleファミリーリンク」によって管理されているアカウントの場合、保護者がセーフサーチをロックしている可能性があります。この状態では自分では設定を変更できません。
対処法:保護者にファミリーリンクまたはスクリーンタイムの管理画面から制限の解除を依頼してください。セーフサーチ解除の裏ワザを探すよりも、保護者に相談することが確実で安全です。
複数デバイス間で設定が同期されている
Googleアカウントにログインしている場合、あるデバイスでセーフサーチをオンにすると、同じアカウントでログインしている他のデバイスにも設定が反映されることがあります。
対処法:すべてのデバイスでセーフサーチの設定を確認し、統一してください。
学校・職場のネットワーク管理者による制限
学校や職場のネットワークを利用している場合、ネットワーク管理者がセーフサーチを強制的に有効にしていることがあります。この制限はネットワーク全体に適用されるため、個人の設定では変更できません。
対処法:学校・職場のIT管理者に問い合わせて確認してください。個人の裁量では解除できない制限であることを理解しておきましょう。
セーフサーチが解除できない場合の対処法
設定がロックされているか確認する
セーフサーチ設定ページの右上にロックアイコンが表示されている場合、その設定は管理者によって制御されています。google.com/safesearchにアクセスして「セーフサーチはロックされています」というメッセージが表示された場合、自分では設定を変更する権限がありません。
ロックの原因としては以下が考えられます。
- 学校・職場のIT管理者による制限
- Googleファミリーリンクによる保護者の制限
- Googleアカウントの管理者による制限
設定を変更しても保存されない場合
設定を変更しても次回検索時に元に戻る場合は以下を試してください。
- Googleアカウントへのログインを確認する:ログインしていない場合はログインして再度設定を変更する
- ブラウザのCookieとキャッシュを削除する:古い設定情報が残っている可能性があるため、Cookieとキャッシュをクリアしてからログインしてセーフサーチを再設定する
- 別のブラウザで試す:使用しているブラウザの問題の可能性があるため、別のブラウザでGoogleにアクセスして設定を変更してみる
管理者・保護者に解除を依頼する
ロックがかかっている場合は、自力での解除は困難です。状況に応じて以下に相談しましょう。
- 学校・職場のアカウント:IT管理者に連絡してセーフサーチのロック解除を依頼する
- ファミリーリンクで管理されているアカウント:保護者にファミリーリンクアプリから設定変更を依頼する
- スクリーンタイムで制限されているiPhone:保護者にスクリーンタイムのパスコードを入力して制限を解除してもらう
セーフサーチをオフにするリスク

マルウェアに感染するリスク
セーフサーチや検索エンジンのフィルタリング機能をオフにすると、マルウェアが仕掛けられた不正なWebサイトが検索結果に表示されるリスクが高まります。不正サイトにアクセスするだけで端末に感染するケースもあり、ログインIDやパスワードの窃取・端末のボット化などの深刻な被害につながります。
フィッシング詐欺に遭うリスク
ブラウザのフィッシングサイト検出機能がオフの場合、本物と見分けのつかない偽の銀行サイトやショッピングサイトが表示されることがあります。誤ってクレジットカード情報やオンラインバンクのログイン情報を入力してしまうと、不正利用や不正送金の被害に遭う危険があります。
不適切なサイトへ誘導されるリスク
年齢制限のあるコンテンツ・犯罪を誘発するサイト・詐欺的なダウンロードサイトなどが検索結果に表示されるようになります。フリーソフトをダウンロードするつもりがスパイウェアを仕込まれてしまうといった被害が発生する可能性もあります。これらのリスクを防ぐためにも、セーフサーチや保護機能は常にオンにしておくことを推奨します。

セーフサーチだけでは防げないリスクへの対策
セーフサーチは検索結果のフィルタリングに特化した機能であり、すべてのサイバーリスクを防ぐことはできません。以下の対策と組み合わせることで、より安全なインターネット環境を整えられます。
セキュリティソフト・アンチウイルスの導入
リアルタイムで脅威を検知してブロックするセキュリティソフトを端末に導入することで、セーフサーチでは防ぎきれないマルウェア・フィッシングサイトへのアクセスをブロックできます。個人利用であれば無料版でも基本的な保護は可能ですが、より強固な保護のためには有料版の導入を検討しましょう。
Webフィルタリングサービスの活用
Webフィルタリングサービスはインターネット全体のアクセスを管理し、特定のカテゴリのサイトへのアクセスをブロックします。セーフサーチが対応できないURLの直接入力によるアクセスも制限できるため、家庭や企業での利用に適しています。
家庭向けでは各キャリアが提供するフィルタリングサービス(ドコモの「あんしんセキュリティ」など)、企業向けではWebフィルタリング製品の導入が選択肢となります。
ペアレンタルコントロールの設定
子どものスマートフォンやタブレットには、ペアレンタルコントロール機能を活用しましょう。iPhoneのスクリーンタイム・AndroidのGoogleファミリーリンクを使うと、利用時間の制限・特定アプリの使用制限・コンテンツフィルタリングを保護者が管理できます。セーフサーチのロックも可能なため、子どもが勝手に解除することを防げます。
よくある質問(FAQ)
セーフサーチは完璧に不適切コンテンツを除外できる?
完璧ではありません。セーフサーチは不適切なコンテンツを検索結果から除外しますが、すべての有害コンテンツを100%ブロックすることはできません。新しいサイトや巧妙に回避策を使ったサイトが検索結果に表示されることもあります。また、URLを直接入力した場合やリンクからのアクセスには対応していません。セーフサーチはあくまで対策の一つとして、セキュリティソフトやフィルタリングサービスと組み合わせて使うことを推奨します。
セーフサーチをオフにしたのになぜか元に戻る?
主な原因は「Googleアカウントにログインしていない」ことです。ログインしていない状態での設定変更はCookieに一時保存されるだけのため、Cookieが削除されると元に戻ります。また、スクリーンタイムやファミリーリンクで管理されている端末の場合、保護者の設定によりロックされている可能性もあります。まずGoogleアカウントにログインして再設定し、それでも戻る場合はロックの有無を確認しましょう。
子どもがセーフサーチを勝手に解除できないようにするには?
iPhoneの場合は「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」でコンテンツ制限を設定することでセーフサーチをロックできます。Androidの場合はGoogleファミリーリンクを利用して子どものアカウントを管理し、セーフサーチのロックをかけることができます。保護者のパスコードを設定することで子どもが勝手に変更できない状態にできます。
まとめ
セーフサーチは検索エンジンに搭載された不適切コンテンツのフィルタリング機能で、子どもの安全なインターネット利用を支援します。設定・解除はGoogleアカウントにログインした状態で行うことが基本です。
勝手にオンになる場合はアカウントの年齢設定やファミリーリンク・スクリーンタイムの制限が原因のことが多いです。完璧な保護はできないため、セキュリティソフトやフィルタリングサービスと組み合わせて活用しましょう。





























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