パス・ザ・クッキー攻撃|サイバーセキュリティ.com

パス・ザ・クッキー攻撃

パス・ザ・クッキー攻撃(Pass-the-Cookie Attack)は、攻撃者が被害者のセッションIDを含むクッキーを盗み取り、それを利用して被害者になりすましてシステムにアクセスする攻撃手法です。この攻撃は、セッション管理の不備やクッキーの適切な保護が行われていない場合に有効であり、攻撃者は被害者の認証情報を再利用して、権限のあるリソースにアクセスすることが可能になります。対策としては、クッキーにSecure属性やHttpOnly属性を設定し、セッションIDの漏洩を防ぐこと、そしてセッションタイムアウトを適切に設定することが重要です。また、多要素認証MFA)の導入も有効な防御手段です。


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