BANDAI SPIRITSで情報漏えい、私用HDDを業務利用&廃棄し第三者の手に渡る|サイバーセキュリティ.com

BANDAI SPIRITSで情報漏えい、私用HDDを業務利用&廃棄し第三者の手に渡る



画像:株式会社BANDAI SPIRITSより引用

株式会社BANDAI SPIRITSは2024年6月11日、同社が提供する通販サービス「プレミアムバンダイ」に関連する開発保守支援等の業務委託先が不正アクセスを受けたことにより、過去サービスを利用したユーザーの個人情報1,951件やキャンペーン応募ユーザーのメールアドレス233件が漏えいしたと明らかにしました。

原因となったのは、委託先従業員による個人情報の取扱です。BANDAI SPIRITSによると、委託先従業員は2019年11月、「プレミアムバンダイ」に関連する業務において私物のHDDを使用し、データ削除を行わないまま、2023年12月頃にHDDを廃棄しました。その後、2024年4月6日、HDDを取得した人物から委託先事業者に宛てに「情報が含まれている旨の連絡」が入り、事態が判明しました。

BANDAI SPIRITSによると、事案に関連した外部流出や不正利用は確認されていません。同社は今後、委託先に対する個人情報保護管理や情報管理、情報セキュリティ管理に関する安全管理措置の強化について指導する旨発表。さらに定期的な確認を行い、再発防止に努めるとしています。

参照「プレミアムバンダイ」会員情報の漏えいのおそれに関するお詫びとお知らせ


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