都立豊島病院HPで研修申込者らの個人情報を誤って公開|東京都立病院機構|サイバーセキュリティ.com

都立豊島病院HPで研修申込者らの個人情報を誤って公開|東京都立病院機構



東京都立病院機構は2024年6月8日、東京都立豊島病院のホームページ上にて豊島病院臨床研修医向け合同見学・説明会の前年度申込者32名の個人情報を誤掲載したと明らかにしました。

説明によると、東京都立豊島病院では2024年5月30日から、臨床研修医向け見学・説明会の申込ページを公式ホームページ上に設置しました。ところが、申込ページに設置していた申込用Excelファイルの別ページに、前年度申込者の氏名や大学名、連絡先などが掲載されている事実が判明しました。

機構によると、誤掲載は該当ファイルをダウンロードした2024年度申込者の一部から指摘があり、明らかになりました。機構が確認したところ、該当ファイルは発覚までに7名の申込者にダウンロードされたことが判明。機構はこのため、申込者に事情を説明しファイルの削除を依頼。さらに被漏えい者に連絡を取っています。

機構によると、都立豊島病院では今後、ホームページ公開前にダブルチェックを徹底するほか、システム処理によるアラート機能の追加、漏えいリスクの少ない申込方法への移行などを検討し、再発防止に努めるとしています。

参照東京都立豊島病院における個人情報の漏えいについて/東京都立病院機構


SNSでもご購読できます。