画像:紋別市より引用
北海道紋別市は2023年12月28日、児童家庭課に所属する職員が市民の児童相談の内容が記録されたICレコーダーを紛失し、第三者の手に渡ったと明らかにしました。
紋別市によると、紛失に関与した職員は市民との児童や家庭に関する相談時、聞き忘れ防止のため私用のICレコーダーで録音していました。2022年9月にレコーダーを紛失したものの、上司に報告していませんでした。
ICレコーダーは紛失の事実すら明らかでないまま、約1年間所在不明となっていました。ところが2023年10月、第三者がICレコーダーを取得した紋別市に届けたことに発覚。紋別市が確認したところICレコーダーには児童や家庭に関する4件の相談が記録されていました。
紋別市は職員が紛失の事実を1年以上怠り市の信用を失墜させたと判断。職員を懲戒処分にしました。