ジェトロ、本部内のコンピュータがマルウェア感染で流出か|サイバーセキュリティ.com

ジェトロ、本部内のコンピュータがマルウェア感染で流出か



画像:日本貿易振興機構(ジェトロ)より引用

日本貿易振興機構(ジェトロ)は2023年12月19日、ジェトロ本部内で使用しているコンピュータ1台がマルウェアに感染していたと明らかにしました。

ジェトロによると2023年12月19日にコンピュータからアラートが発生。原因を調査したところ2023年3月にマルウェアに感染していたこと、マルウェアが使用者に気付かれないままスクリーンショットを撮影し外部との通信を試みていたことが判明しました。

ジェトロは被害規模について今回見つかった1台のみとしています。ジェトロによると、感染判明後に海外含む全組織内の端末を調査した結果、感染は見つからなかったとのこと。ただし、今回見つかったコンピュータは個人情報を閲覧することが可能であり、感染経路も不明。情報流出の可能性は否定できないとしています。

ジェトロは既に警察や関係省庁・機関等に報告を済ませています。今後はセキュリティ強化を講じつつ専門機関協力のもと調査を進める方針です。

参照当機構コンピュータにおけるマルウェア感染について/日本貿易振興機構(ジェトロ)


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