大阪大学大学院で不正アクセス被害、一部ファイルが暗号化|サイバーセキュリティ.com

大阪大学大学院で不正アクセス被害、一部ファイルが暗号化



画像:国立大学法人大阪大学大学院より引用

大阪大学は2023年12月11日、同大大学院が管理するシステムが外部からの不正アクセスを受け、保有するファイルが暗号化・漏えいした可能性があると明らかにしました。

説明によると、不正アクセスが確認されたのは2023年11月1日のことで、調査により2023年10月28日に攻撃を受けていたことが判明しました。大学院は判明後、システム内のファイルをネットワークから隔離するなどの措置を講じましたが、一部ファイルが暗号化され、外部流出した懸念が浮上しました。

流出の懸念が生じているのは、基礎工学研究科に関連した写真や動画などのファイルです。大学院によると、対象ファイルには個人の顔が写り込んだオンライン会議動画写真など含まれていたため被漏えい者に謝罪しましたが、対象ファイルだけでは個人の特定が難しく、また財産的被害のおそれがある情報や要配慮情報も含まれていないため、悪用の可能性は低いと説明しています。

なお、公表時点で二次被害は確認されていません。

参照不正アクセスによる収集データの漏えいについて/国立大学法人大阪大学大学院


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