入院患者情報を主任看護師が意図的漏えい、神奈川県立精神医療センター|サイバーセキュリティ.com

入院患者情報を主任看護師が意図的漏えい、神奈川県立精神医療センター



画像:神奈川県立病院機構より引用

独立行政法人の神奈川県立病院機構は2023年11月29日、県立精神医療センターの入院患者の個人情報を意図的に外部流出したとして、センターに所属する30代の主任看護師に減給の懲戒処分をしました。

機構によると、問題の主任看護師は2023年6月、自身の知人である入院患者の病歴情報や入院の事実を、共通の知人に話していたとのこと。同院が聞き取り調査したところ、看護師は動機について「知人への配慮」を求めるために話したとしています。

改正個人情報保護法にておい病歴は「要配慮情報」に位置づけられ、通常の個人情報より厳しい情報管理が求められています。機構は職員に対し、減給の懲戒処分としました。

参照職員の懲戒処分について/神奈川県立病院機構


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