海外子会社がランサム感染で情報流出、日本航空電子工業株式会社|サイバーセキュリティ.com

海外子会社がランサム感染で情報流出、日本航空電子工業株式会社



画像:日本航空電子工業株式会社より引用

日本航空電子工業株式会社は2023年12月4日までに、同社グループが運用するサーバーがランサムウェアに感染し、一部システムの停止やファイルの暗号化、情報流出の確定など、複数の問題が発生していると明らかにしました。

同社による初報は2023年11月6日で、グループの一部サーバが不正アクセスを受け、システム障害が発生したと発表しました。当初は情報流出の有無や攻撃の手口等は明らかにされていませんでしたが、2023年12月4日の続報にて、被害を受けたグループ会社が米国オレゴン州の海外子会社であること、原因がランサムウェア感染によるものであること、被害サーバーに格納されていた情報が実際に流出していることなどを明らかにしました。

同社は現在、外部専門家の協力のもと更なる調査を進めています。関係機関への報告も完了しており、セキュリティ強化や再初防止策も検討するとしています。

参照当社サーバへの不正アクセス発生について/日本航空電子工業株式会社


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