中嶋製作所、ランサムウェア感染で顧客情報や図面情報流出か|サイバーセキュリティ.com

中嶋製作所、ランサムウェア感染で顧客情報や図面情報流出か



画像:株式会社中嶋製作所より引用

株式会社中嶋製作所は2023年11月22日、運用するサーバーやパソコンがランサムウェアに感染したことにより、同社が保有する顧客情報などが外部流出したと明らかにしました。

同社では2023年11月6日、社内の基幹システムに障害が発生しました。原因を明らかにするため調査したところ、ランサムウェアALPHV (BlackCat)に感染したことにより、サーバーやパソコンに格納されている各種ファイルが暗号化されていたことが明らかになりました。

説明によると、同社は攻撃の影響で基幹システムや会計システムが動作しない状況に陥っています。また、攻撃者と見られる人物から金銭の支払いを要求する脅迫メールも受信しているとのこと。さらに同社営業担当者のメールアドレスや顧客の見積書、図面など一部情報が流出し、従業員情報やメールデータにも流出の懸念が生じています。

同社は事案判明後、個人情報保護委員会に報告し、長野県警サイバー犯罪対策課に通報しています。今後はセキュリティ強化を実施し再発を防止するとしています。

参照弊社内システムがランサムウェアに感染し、情報流出可能性のご報告とお詫び/株式会社中嶋製作所


セキュリティ対策無料相談窓口


「セキュリティ対策といっても何から始めたら良いかわからない。」「セキュリティ対策を誰に相談できる人がいない。」等のお悩みのある方、下記よりご相談ください。

無料相談はこちら

SNSでもご購読できます。