近商ストアがランサムウェア感染、会員や従業員など約3万8千件の流出か|サイバーセキュリティ.com

近商ストアがランサムウェア感染、会員や従業員など約3万8千件の流出か



画像:株式会社近商ストアより引用

株式会社近商ストアは2023年11月2日、同社データセンターに設置している一部のサーバーがランサムウェアに感染した影響で、同社顧客や従業員、扶養家族等の個人情報合計約3万8千件が外部流出した可能性があると明らかにしました。

同社によると2023年10月31日、同社サーバーが異常停止する事態が発生しました。同社が調査したところ、原因が何者かがサーバーに不正アクセスに不正アクセスし、サーバーでランサムウェアを実行したことによるものと判明しました。

同社によると対象サーバーには同社が運営するネットスーパー(KINSHO・Harves)の会員情報約1万9,000件や同社従業員および扶養家族1万2,000件の個人情報が記録されていました。ほかに同社への問合せ利用者の情報約7,000件や取引先など約1,200件の情報が記録されていたことも判明しています。

同社はこのため、影響が懸念される会員への個別連絡や問合せ窓口の設置、ネットスーパーの配送など一部業務の見合わせなどを決定。今後は詳細な原因を究明し、被害拡大の防止や再発防止に注力するとしています。

参照当社サーバへの不正アクセスによる情報漏えいの可能性について/株式会社近商ストア


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