元従業員が社内技術を中国企業に流出か、日本山村硝子|サイバーセキュリティ.com

元従業員が社内技術を中国企業に流出か、日本山村硝子



画像:日本山村硝子株式会社より引用

ガラス瓶製造技術トップシェアの日本山村硝子株式会社は2023年10月5日、同社が保有するガラス瓶軽量化に関する製造技術を電子メールで外部流出したとされる元従業員が、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたと明らかにしました。

情報によると、逮捕されたのは兵庫県尼崎市に住む元従業員とその妻です。元従業員は2016年6月頃、日本山村硝子社からガラス瓶軽量化技術などを含む情報を妻のメールアドレスに送信。その後、妻が代表を務めるコンサル会社から中国の別の製造会社に技術データを渡す代わりに、約2億円もの金銭を領得した疑いが持たれています。

2名による流出は、情報提供や社内調査により2022年に判明しました。事件は発生から7年が経過していましたが、2名には期間中に海外滞在期間があり、逮捕となりました。

参照当社元社員の逮捕について/日本山村硝子株式会社


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