同僚のID情報を転職先で不正利用、部下にも教え契約成立か|サイバーセキュリティ.com

同僚のID情報を転職先で不正利用、部下にも教え契約成立か



警視庁はこのほど、元勤務先の人材派遣会社が保有する情報を不正に持ち出し転職先に流出していた疑いで、40代の男性従業員を逮捕しました。

情報によると、被害を受けたのは東京都にある人材派遣会社です。男性は同僚のIDやパスワードを利用して2021年~2022年にかけて合計8回、元勤務先から取引先などの情報を盗み取り、転職先の同業他社に流出した疑いが持たれています。

男性はまた、転職先の部下に対し、IDやパスワードを教えていた疑いが持たれています。流出情報を利用して契約が成立したケースも指摘されています。なお、男性は取調べに対し容疑を認めているとのこと。動機について「転職先で使えると思った」などと供述しているとのことです。

参照「前職のシステムに不正アクセス 転職先に提供か 会社員を逮捕/NHK NEWS WEB」


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