宝塚市教育委員会、受託業者設定不備で生徒指導情報などを児童に流出|サイバーセキュリティ.com

宝塚市教育委員会、受託業者設定不備で生徒指導情報などを児童に流出



画像:宝塚市教育委員会より引用

宝塚市教育委員会は2023年8月14日、市教委が運用する教育用ネットワークの設定に不備があり、本来児童がアクセス権限を有しないはずの個人情報を含むファイル122件に、一部児童がアクセスしていた事態が判明しました。

宝塚市市教委によると、対象となったファイルは教育用ネットワーク上でアクセスできる一部児童の指導資料や成績データ、教職員の学歴等個人情報が記録されたファイルです。これらのファイルには本来児童にアクセス権限はありませんが、システムの運用保守業務を受託していた事業者が、何らかの事情で児童もアクセスできる環境に変更していたことがわかっています。

宝塚市市教委によると、問題は2023年7月26日、宝塚市に寄せられた匿名メールにより発覚しました。市教委はその後、該当ファイルへのアクセス権限を制限するとともに、アクセス元端末やダウンロードした児童3名、閲覧した児童7名を特定。端末からファイルを削除するなどの対応を取りました。

参照教育用ネットワークシステム内における個別データの権限不備の発生について(お詫び)/宝塚市教育委員会


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