宇治病院がランサムウェア感染、外部とのデータ通信判明で流出否定できず|サイバーセキュリティ.com

宇治病院がランサムウェア感染、外部とのデータ通信判明で流出否定できず



画像:社会福祉法人あじろぎ会 宇治病院より引用

社会福祉法人あじろぎ会・宇治病院は2023年6月12日、サーバーがランサムウェアに感染し、同法人患者や職員、退職者らの氏名や連絡先など個人情報が流出した可能性があると明らかにしました。

説明によると同法人は2023年1月6日、不正アクセスによりシステムが暗号化され、攻撃者から金銭を要求する脅迫を受けました。これに対して外部専門機関に調査を依頼したところ、攻撃後に外部とのデータ通信履歴が確認されました。

公表時点で流出したと見られる情報の不正利用等は確認されていませんが、同法人は情報流出を完全には否定できないと判断。事実を公表するとともに対応窓口を設置。関係先に謝罪しました。

参照不正アクセスによる情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び/社会福祉法人あじろぎ会 宇治病院


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