新潟大学、USBメモリ紛失で学生ら1,178名の情報流出懸念|サイバーセキュリティ.com

新潟大学、USBメモリ紛失で学生ら1,178名の情報流出懸念



画像:新潟大学より引用

新潟大学は2023年3月9日、所属する教員が、同大学生や事業に関与した人物ら合計1,178名の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。

説明によると、教員がUSBメモリを紛失したのは、いまから約1年前にあたる2022年4月14日~2022年4月17日かけてです。同大は2022年4月20日に報告を受けました。その後、同大は警察に届出、学内外を捜索するなどしましたが、公表時点で発見には至っていません。

同大によると、公表時点でUSBメモリの不正利用被害は確認されていません。しかし、紛失したUSBメモリは暗号化などのセキュリティ対策は取られておらず、取得者による閲覧は可能な状態です。同大はこのため、対象となった学生や関与者に事情を説明。謝罪しています。

なお、同大は今後、機密情報を持ち出す際は同大が指定する安全なクラウド環境を利用するよう徹底。さらにセキュリティ講習会やガイドラインに基づいた情報管理を徹底し、再発を防止するとしています。

参照新潟大学における個人情報を含むUSBメモリの紛失について/新潟大学


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