
画像:デンツプライシロナ株式会社より引用
デンツプライシロナ株式会社は2023年2月7日、同社が所有するスマートフォンが第三者による不正アクセスを受け、従業員や取引先の個人情報合計650件が流出した可能性があると明らかにしました。
同社によると原因はフィッシング詐欺被害によるものです。2022年11月30日、同社従業員からIT部門に業務用スマートフォンのアカウントにログインできない旨の報告があり、同社が調査したところ、従業員はスマートフォンが受信したフィッシングメールに誘導され偽フォームにIDおよびパスワードを入力していた事実が判明。結果として、攻撃者がこれを利用して端末に不正ログインし、登録情報を盗み取っていた可能性が浮上しました。
同社によると、スマートフォンには取引先や従業員の氏名や電話番号650件が記録されていました。同社はこのため、対象者に個別に連絡し注意喚起。今後は情報セキュリティ教育などを通じて再発を防止すると発表しました。
参照フィッシングメール被害による個人情報漏えいの可能性に関するお詫び/デンツプライシロナ株式会社