画像:株式会社KKSより引用
株式会社東京機械製作所の連結子会社である株式会社KKSは2023年1月30日、第三者によるサイバー攻撃が原因で同社所有サーバーの情報が暗号化されたと明らかにしました。
説明によると2022年11月5日、サーバー内のファイルにアクセスできない事態が発生。同時に各モニターに「LOCKBIT2.0」と表示される事象が確認されました。同社および外部調査機関が調査したところ、原因はネットワークを介した外部侵入を避けるために導入していたセキュリティ機能の脆弱性である可能性が高く、保有する複数のサーバーデータが暗号化され、正常なアクセスを妨げている状態にあると判明しました。
同社によると、サーバー内には同社が保有する、外部企業の名刺データや顧客情報、氏名や会社名、連絡先などが記録されていました。公表時点で対象情報が流出したと見られる証跡は確認されていませんが、情報流出も完全には否定できない状態にあると説明。
既に個人情報保護委員会への報告および警察への届出は完了しており、今後は原因究明および再発防止に努めるとしています。
参照【重要】不正アクセス発生による個人情報流出の可能性に関する お詫びとお知らせ/株式会社KKS