画像:むつ市より引用
青森県むつ市は2022年10月9日、市の福祉部障がい福祉課で使用していたUSBメモリを紛失した結果、メモリに記録されていた後期高齢者医療保険加入者549名の個人情報が所在不明になったと明らかにしました。
むつ市によればUSBメモリは2022年9月28日、障がい福祉課の職員Aが使用したのを最後に所在不明となっています。翌日の2022年9月29日に別の職員BがUSBメモリを必要としたところ保管場所になかったため、職員Aに保管状況を確認したところ、保管場所への返却を確認できなかったとのこと。
むつ市ではこのため、障がい福祉課の執務スペースを捜索しましたが発見には至らず。USBメモリの遺失届を警察に提出したほか、紛失対象者に個別に連絡を取り謝罪すると発表しています。
なお、むつ市では今後、市が策定したUSBメモリの取扱要領に定められた利用手順の徹底を図るほか、個人情報を含む電子媒体について目視による確認を徹底すると発表。さらに所在不明時に備え自動暗号化機能を搭載したUSBメモリの導入を検討するとしています。