デジカメ挿入のSDカードが所在不明に、新潟県立新発田病院|サイバーセキュリティ.com

デジカメ挿入のSDカードが所在不明に、新潟県立新発田病院



画像:新潟県より引用

新潟県は2022年7月15日、県立新発田病院で使用しているSDカードを紛失し、新生児50人および一部親の画像を含むデータが所在不明になったと明らかにしました。

新潟県によると、デジタルカメラはNICU(新生児集中治療室)で使用していたもので、2022年7月13日に同院所属の看護師がカメラからSDカードを抜き出しパソコンで印刷作業を行いました。ところが、作業後に別の看護師がデジタルカメラの使用を試みたところ、SDカードが戻されていないことが判明しました。

県によると、同院ではデジタルカメラからSDカードを抜き出した際は作業者が再挿入すること、指定の場所にて保管するよう定めていました。しかし、実際にはSDカードは挿入されておらず、何らかの要因で紛失したものと見られています。

大がかりに捜索するも発見に至らず

SDカードの紛失発覚後、報告を受けた同院が大がかりな捜索を行いました。

しかし公表時点でSDカードの発見には至っていないとのこと。同院はこのため、紛失したSDカードに記録されていたと見られる関係者らに謝罪し、経緯を説明しました。

なお、同院は今後も引き続き捜索を続けるとともに、情報セキュリティ対策を徹底すると発表。再発防止に努める考えを明かしました。

参照県立新発田病院における個人情報が記録されたデジタルカメラのSDカードの紛失について/新潟県


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