婦人服通販を手掛けるクロスプラス株式会社は2022年7月21日、同社のデータセンターで運用しているサーバーに対する外部からのサイバー攻撃が確認されたと明らかにしました。
説明によると、攻撃は2022年7月19日に確認されたもので、影響により同社基幹システムや関連システムに障害が発生しているとのこと。このため、取引先企業とのやりとりや通販事業において、販売や発送に遅延が生じている状況です。
同社は攻撃者の接続元を遮断し、被害サーバーの運用を停止するなど、必要な対策を講じています。しかしながら、公表時点で攻撃者の手口や攻撃を受けるに至った原因などは明らかでなく、通販サイトにおける個人情報流出の有無や内訳も明らかになっていません。
なお、同社は専門機関と協力し継続的に調査する方針。業績に影響が生じる可能性もあり、公表すべき事実が判明した場合、速やかに開示するとしています。
参照サーバーに不正アクセス 名古屋のクロスプラス/共同通信