
画像:三桜工業株式会社より引用
三桜工業株式会社は2022年3月24日、同社の米国子会社である「Sanoh America Inc.」にて運用するシステムがランサムウェアに感染し、情報流出および暗号化被害が確認されたと明らかにしました。
説明によれば、米国子会社では2022年3月12日に外部からの不正アクセスが発生。これを受け、インターネット接続を遮断した上で情報セキュリティ専門会社による調査をしたところ、ランサムウェアによる暗号化被害及び情報流出の可能性が判明しました。
発表によると、同社が情報流出の可能性を認識したのは2022年3月23日のことです。同社は懸念発生から公表までに時間を要したことについて、謝罪しています。
生産への影響はなし、現在は復旧済
三桜工業株式会社によると、被害を受けた米国子会社は記事公開時点で不正アクセスによる被害から復旧しており、正常に稼働している状況です。
感染は事実であるものの生産への影響はなく、関係先への連絡は済ませているとのこと。
なお、同社は今後、情報セキュリティ専門会社のアドバイスを受け、セキュリティ強化等の対策による再発防止に努めるとしています。
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- 1.はじめに
- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
- 6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策
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