画像:株式会社コーカスより引用
株式会社コーカスは2021年12月20日、同社が運営する「SuiSavon-首里石鹸-オンラインショップ(以下 被害サイト)」が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、過去同社サイトにてクレジットカード決済した一部ユーザーのカード情報最大1,287件およびログインユーザー情報最大13,037件について流出の懸念が生じたと明らかにしました。
コーカス社によれば同社が事態を把握したのは2021年4月21日のことで、同社が委託している決済代行会社から被害サイトからカード情報が流出している可能性について連絡を受けたとのこと。コーカス社が第三者調査機関を通じて調査を実施したところ、被害サイトに脆弱性が内在している事実が判明したというものです。
コーカス社が明らかにした調査結果によると、攻撃者は被害サイトの脆弱性を利用して決済システムを改ざんしており、2020年12月24日~2021年3月11日にかけて被害サイトで新規に入力されたカード情報を流出した可能性が生じてます。また、スマートフォンおよび携帯電話から被害サイトにログインしたユーザーの情報についても、メールアドレスおよびパスワード、生年月日が流出した可能性が明らかになっています。
ユーザーに連絡、決済機能およびパス変更通知は対応済
コーカス社は被害サイトの不正アクセス発生に伴い被害懸念が生じているユーザーに個別に連絡を取る方針です。
同社は不正アクセスの懸念が発生してから公表までに相当期間が経過した理由として混乱を避けるためと説明。情報が不確定な時点で公表するより、詳細調査の完了や関係各社との連携など顧客対応の準備を整えてからの公表を判断したと説明しています。
なお、同社によると被害拡大防止のため、被害サイトのカード決済機能の停止は第三者調査機関への調査依頼時点(2021年5月17日)で実施しており、2021年5月20日には全ログインパスワードの設定をリセットおよび変更案内を通知済。不正アクセスについても個人情報保護委員会への報告および警察へ通報したとしています。
参照弊社が運営する「SuiSavon-首里石鹸-オンラインショップ」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ/株式会社コーカス